初めてのスイングトレード銘柄選び。
そもそもこれまでどうやって株を選んでいたかというと、「好業績で割安で株で潰れることはないだろう企業」を中心に選んでいた。
それに加えてできれば時価総額の低い企業。
これは時価総額が低い企業の方が値動きが激しいと聞いたからで、この時点でギャンブル依存症の発想な気がしないでもないが、だいたい時価総額100億以下あたりの企業を狙っていた。
そして、株を売り買いするのに1つの銘柄に絞るというのは性に合わなかったので(目移りする)、投資資金(30万とか)を考えると、必然的に10万以内で買える銘柄ということになり、この時点で大分絞り込めることになる。
そこからは企業の業務内容を見たり、わからないなりにチャートを見て購入という流れだった。
しかし、これからはもう少し真剣に選ばなければ。
検索エンジンを使っていろいろ調べてみると、どうやらスイングトレード(数日~数週間のトレード)ではテクニカル分析(チャートとか)が重要であり、ファンダメンタルズ分析(成長・割安や財務健全性)はそれほど重要ではないとか。
なんだと?
つまりこれまでの銘柄選択とは根本的に違うということになる。そもそもスイングトレード、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析といった言葉を聞くのも初めてである。
さらに調べてみると、スイングトレードにはテクニカル分析が重要という点は共通しているが、「ファンダメンタルズは考えなくても良い」という人もいれば、「考えるべき」と言う人もいる。
どっちなんだ。はっきりしろ。
そして、これまで私は、時価総額が低く値動きが激しい新興市場の株を中心に狙っていたが、「初心者はまずTOPIX100に含まれるような安定性のある銘柄でトレードしろ」とある。
ぬうぅ。
何もかもが根本的に間違っているようだ。
これまで取引に使っていた松井証券にも様々な情報があった。
取引ツールの1つにマーケットトレーサーというものがあり、このツールの説明によると「木を見て森を見て林を見ろ」とのこと。
森(日経平均)、林(テーマ)、木(銘柄)がそれぞれがどのような状態にあるのか、常に意識しておかなければならないとか。
日経平均の状態が良い時にトレードし、その中で好調なテーマがないか、好調なテーマの中で出遅れている銘柄はないかとかそんな感じでみていくらしい。(ざっくりいうと)
そのマーケットトレーサーの指標をみると、今はどうも買い時ではなく、むしろ空売りすべき様相を呈している。しかし、私はまだ「空売り」という武器を持ち合わせていない。
「休むのも相場」とも書いてあったがうずうずして買いたくて仕方がない。
結局、そのマーケットトレーサーやら、その他のスクリーニングツールを試行錯誤して3月26日、最初に買った銘柄がこの2つ。
東一 パナソニック(家電 時価総額:35,220億)
東一 セガサミーHD(ゲームソフト開発 時価総額:4,456億)
どちらも東証一部上場で時価総額も高め。これまでだと絶対に手を出さなかった銘柄。
正直チャートの方は、いろいろ情報を取り入れすぎてわけがわからなくなっているのだが、新たにMACDという指標を学習。よくわからないが下から上に突き抜けると良いらしい。
はたしてこんな状態で月+10%が達成できるのだろうか…