松井証券のテーマ探しツール「テーマ投資ガイド」
触ってみると思った以上に使いやすい。
1番の特徴は騰落率で降順・昇順に並べ替えられるところ。
これがどこにでもありそうで意外にない。
そして並びがブロックスタイル。
海外挙式 +6.05% | バイオ抗がん剤 +6.01% | リロケーション +5.81% | 動画投稿サイト +4.65% | 肥満治療薬 +4.59% | バイオマーカー +4.24% |
認知症薬 +4.10% | ハウスウエディング +4.08% | 電波時計 +3.86% | ステーキチェーン +3.68% | エナジードリンク +3.43% | 学生マンション +3.42% |
… | … | … | … | … | … |
こんな感じのものが下につらつらと続く。
これがいい。
俯瞰的に見れるのでボヤっと見てるだけでテーマの方向性が見えてくる。
この場合だと1段目、騰落率1位の「海外挙式」と2段目の「ハウスウエディング」はテーマが近いので連動して騰がっていそう。出遅れ銘柄が見つかるかもしれない。
騰落率2位の「バイオ抗がん剤」
この日はエーザイが「アルツハイマー型認知症治療薬が世界で初めて承認された」とかでストップ高だったので、その関係か「肥満症治療薬」「バイオマーカー」「認知症薬」「創薬」「遺伝子治療」「細胞医薬品」「緑内障」「総合失調症薬」「抗がん剤」「個別化医療」「がん最先端治療」「漢方薬」「がん検査」…
と、似たようなテーマがお祭り騒ぎ。
アルツハイマーが治ることが肥満、緑内障、ガンなどの治療に影響するのか私にはよく分からないが、とりあえず株価には影響する模様。なにしろパンダで中華が騰がるのが株である。
本当投資家心理はわからない。
松井証券のテーマ探しのいいところはもう1つ。
「あるテーマの関連テーマを表示する」「テーマの関連企業を表示させる」この機能は結構見かけるのだが、逆に「企業の関連テーマを表示させる」これが出来るところが意外に少ない。
ミンカブなんかは出来る(そもそも松井証券のツールはミンカブが元になってるらしい)が、他では見た記憶がない。
騰落率での並び替え、企業の関連テーマを表示。両方を行えて、視覚的にもわかりやすくて巡回もしやすい松井証券のテーマ投資ガイド、
最強ではかなろうか。
松井証券のテーマ投資ガイドの使い方をまとめると、
- 「アクセスランキング」で皆の注目しているテーマを確認(あくまでも注目されているテーマであって、今騰がっているテーマとは限らない点に注意)
- 「騰落率降順」を俯瞰的に見てテーマの方向性を見極める(1つの銘柄の高騰が大きく影響している可能性があるので他の銘柄に影響するかを考える)
- 関連テーマや関連企業を辿って波及しそうなテーマ、出遅れ銘柄を探す
- テーマを日々チェックすることで、テーマの移り変わり、旬の期間を見極める
こんな感じだろうか。
とにかく旬のテーマをいち早く掴む。これだな。