機関投資家と個人投資家

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6月22日~24日の損切

ストリーム (-1.2% 7日)

新日本理化 (-1.1% 8日)

アライドテレシスHD (-4% 7日)

セブン銀行 (-0.9% 7日)

ぬうぅ。

少額とはいえ酷い。

明確なテーマが見えない中、チャート的に底かなと思い購入したが、21日の全面安、22日の全面高を経て微減。

21日の底で売らなかっただけましだと思おう。21日に損切したクロスマーケティングは更に下げているので、こちらは結果売って良かったのだろう。

これで5連敗。

なんとかしなければ…

根本的に見直す必要がある。(何度目かの)

機関投資家について調べる

株価を操作しているのは機関投資家らしい。

これはよく聞く話なのだが「機関ってなんだ…?FBIとかCIA?」と思いつつ詳しく調べていなかったので調べてみよう。

機関投資家とは、投資顧問会社や生命保険会社、信託銀行、年金基金などのことを言うらしい。法人なので個人に比べ資金力があり、確かに株価を操作する力はありそう。

しかしさらに調べてみるとよくわからないことに。

  • 東証の上場株式は8割以上を機関投資家が保有、その中で外国人機関投資家の保有割合は3割ほど
  • 機関投資家はヘッジファンドを除き、細かい売買はしない
  • 外国人機関投資家の売買は市場全体の取引の6割ほどで株価を動かす原動力になる
  • 機関投資家の投資対象は大型株が中心

どういうことだ…?

これらの情報が全て正しいと仮定すると、株価を操作しているのは「海外のヘッジファンド」ということになる。

ヘッジファンドとは、「投資家(個人、金融機関)から預かった資金を運用し、相場が上がっても下がっても利益を追求する投資ファンド」ということらしい。よくわからないが「空売りもして儲けるよ」ってことだろうか。

誰が株式を売買しているのか。その内訳はJPXのサイトに載っていると聞いたので見に行ってみる。

それによると、

日本の法人(機関投資家)…10%

日本の個人…24%

海外投資家…65%

証券会社…1%

ざっと分けるとこんな割合。

そして海外投資家の99%以上が法人(機関投資家)ということらしい。

やはり「株価を操作している機関投資家とは海外のヘッジファンド」ということになる。

そしてその食い物にされているのが日本の個人…

大丈夫か?japanese?

待てよ…

相手にしているのは誰?

そういえばマーケットスピード2で見れる四季報に<外国><浮動株>といった指数があったはず…

やはりあった。

<外国><浮動株><投信><特定株>それぞれの比率が載っている。

各項目の説明を見ると、

<外国>…外国籍の個人、法人の比率(売買代金の6割を占める)

<浮動株>…個人投資家の比率(数値が小さいと株価の変動が激しくなりやすい)

<投信>…投資信託に組み込まれている比率(比率が低いとプロに注目されていない)

<特定株>…市場にあまり出回らない株

とのこと。

これまで取引した銘柄のこの比率を見てみると…

ぬうぅ。

明らかな傾向として、時価総額の高い企業は<外国>の比率が高く、時価総額の低い企業ほど<浮動株>の比率が高くなっている。

これまで取引した銘柄の時価総額最大と最小を例にしてみると、

パナソニック(時価総額:3兆)…<外国>31.8% <浮動株>12.1%

アール・エス・シー(時価総額:29億)…<外国>1.6% <浮動株>24.8%

これは偶然ではなく、他の銘柄も概ねこの傾向。「機関投資家の投資対象は大型株が中心」というのはつまりこういうことか。

「株式ランキング」で見てみても、売買代金上位の銘柄はことごとく<外国>の比率が高い。

逆に、値上がり率ランキング上位の銘柄は<浮動株>が<外国>を上まわる銘柄が多くみられた。

つまり、機関投資家に株価を左右されるのは大型株であって、小型株はむしろ個人投資家の影響が大きく、そして小型ゆえに値幅も大きいということになる。

個人の比率は全体の24%。外国に比べると小さいとはいえ無視できない存在ということか。私は小型株を中心に売買していたので、むしろ日本の個人投資家を相手にしていたということになる。

やってくれたな!Japanese!

機関投資家が参入したり、手を引いたりするという部分は残されているものの、大きな資金力を持つ機関投資家を相手にする大型株と、資金力ではそれほどでもない個人(私よりははるかに大きいが)を相手にする小型株。<外国><浮動株>の比率で戦略を変える必要があるのかもしれない。

どちらにしてもどうすれば彼奴の動きが読めるのかということなのだが…

まだまだ研究せねば。

SBIの出来高スクリーニング

ならないのだがとりあえず購入。

東一 星光PMC (製紙 時価総額:275億) 

JQ メディア・リンクス (通信・放送システム 時価総額:31億)

東一 日本アジア投資 (投資 時価総額:46億)

今回はSBI証券のスクリーニングツールを使ってみた。

投資家の動向を探るにあたって、やはり重要なのは「出来高」だと思うのだが、SBI証券のスクリーニングツールには「出来高平均6日/25日倍率」というものがある。

これは「過去25日間出来高に対する過去6日間の出来高が何倍か」というスクリーニングなのだが、これが出来るところが意外にない。

「ある指定日に対して、当日の出来高が何倍か」というのはよく見かけるのだが、「過去6日」と数日にまたがったスクリーニングは今のところSBIでしか見ていない。

これにより、急騰の予兆のようなものをなんとか探れないかと試行錯誤しているのだが…

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