2021年 5月 の投稿一覧

2021年5月成績

5月の成績を振り返る

早くも2021年の5月が終わってしまった。

今後のために5月の成績を振り返ってみよう。

なのだが…

いろいろと入力しているうちによくわからない感じに。

まあ、大した差はないだろう。

金額騰落率資産
3月+1,600円+0.9%401,600円
4月-14,630円-0.8%386,970円
5月-11,900円-2.5%375,070円

最近調子がいい(ような気がしていた)のだがそうでもなかったのか?

保有銘柄は含み益になっているので6月に期待しよう。

ちなみに取引の管理はこちらのサイトのエクセルデータをダウンロードして行っている。

保有銘柄の本日

本日はMRTが、「大阪府の新型コロナウイルス陽性患者の自宅療養者に対し、夜間・休日の相談・往診対応を行う自宅療養者緊急相談センターを受託」ということで窓を開けて上昇!

どこまでいくのか!?と思ったが最終的には+3.22%。

一瞬売ってしまおうかと思ったがまだまだこれからだろうということで保持。

MRTに関してはコロナワクチン関連で次々と良い情報があるが、実際の数字がわからないというところが難しい。順調に上昇しているが、いざ数字の発表があった時にはたしてどうか。

あとは先日売却したアール・エス・シーが一時ストップ高!最終的には+4.6%に落ち着いたが相変わらずの逆神。

TSIホールディングスはちょい下げ。おとなしくアール・エス・シーを保持しておけば良かった。

6月戦線に向けて

現在10万円強の余力をうまく活用できず手をこまねいている状態。なかなかタイミングが掴めず空売りもできない日々。

空売りは半導体関連でやろうと思ったが、どうも今後もこのテーマは好調が続くよう。

確かにガクンと下がるタイミングはあるのだが上昇トレンドの中、そのタイミングを見計らって空売りというのはなかなか勇気がいる。

改めて直近のテーマ騰落率を見直してみる。

テーマ別1か月平均騰落率

テーマ12か月6か月3か月1か月
TOPIXコア301.973.250.691.45
JPX日経4001.511.98-0.11-0.67
DX1.26-2.66-3.22-9.10
半導体2.143.141.09-3.41
旅行0.871.521.326.07
水素2.274.650.30-3.65
サイバーセキュリティ0.12-3.97-3.45-8.49
半導体製造装置2.002.920.85-2.29
脱炭素2.163.820.20-2.10
再生可能エネルギー2.203.69-1.08-5.47
ウェアラブル端末1.391.68-0.19-2.30
ドローン1.061.09-1.08-5.95
洋上風力発電1.933.942.39-1.41
電気自動車関連2.293.680.34-2.27
全個体電池2.383.870.12-2.07
外食0.010.62-0.210.22
情報セキュリティ0.21-2.84-3.20-8.77
水素ステーション2.063.880.24-2.39
人工知能0.64-1.49-2.67-7.87
ポストコロナ0.18-2.08-4.33-8.77
NFT-0.27-2.42-0.28-11.23
バイオ航空燃料1.883.922.160.09
パワー半導体2.894.612.901.01
半導体部材・部品1.973.030.62-3.55
子育て支援0.46-0.80-0.67-4.74
電気自動車充電器2.284.010.331.12
新型コロナワクチン1.090.72-5.33-3.28
5G1.441.47-0.54-4.05
eラーニング1.33-1.62-3.47-8.64
グローバルニッチ1.662.440.26-2.16
eコマース1.21-2.57-3.13-8.60
遠隔医療0.83-1.41-1.73-9.50
電子部品1.812.520.03-0.65
オンライン診療1.43-0.66-2.12-9.90
求人情報1.46-0.20-0.43-1.72
フィットネスクラブ1.312.091.122.26
自動車部品・部材1.653.030.52-1.10
教育ICT0.60-2.61-2.95-7.09
ソーシャルゲーム0.71-0.52-1.29-8.07
レジャー施設関連0.881.640.951.74
地熱発電1.432.990.68-2.69
テレワーク0.32-3.86-4.26-9.90
ポンプ1.482.140.36-0.87
建設コンサルタント1.260.811.26-0.93
ips細胞-0.320.33-1.11-1.04
旅行サイト1.812.823.7611.20
下水道1.331.760.20-1.37
電線地中化1.161.56-0.14-3.77
カラオケ0.722.021.787.16
レジャー・リゾート0.982.062.416.17

今回は楽天スクリーナーの過去72時間人気・急上昇テーマを調べてみた。

はたしてこれをどう見るのか…

今晩じっくりにらめっこしよう。

5バガー銘柄をスイングトレードに活かす

5月27日~28日のトレード

どーも出来高が低く、動きが鈍いのでアール・エス・シーを一旦利確。

アール・エス・シー (+1.8% 8日)

+1,000円…

もっと旬のネタはないかなと考えて思いついたのが緊急事態宣言関連。

調べてみると、百貨店銘柄は5月12日に休業要請が出たタイミングでのきなみ急落。6月に休業要請が解除されて下げた分戻ってくるのでは?と思いツラツラとチャートを見てみると、既にほとんど戻っていた。

12日前後の2,3日で下落し、そこから10日くらいで徐々に徐々に戻していっている。あの下落したタイミングで掴まないといけないようだ。世間は早い。

他に関連銘柄がないかなと探した結果、たどり着いたのが下記の銘柄。

東一 TSIホールディングス(婦人服 時価総額284億円)

レディースアパレルということで百貨店と共に12日前後のタイミングで下落し、その後もズルズルと下落。ここはまだ上がる余地があるのではということで購入。27日に買ったところ、28日は前日比+5.43%。

いけてるのでは?

ただ、どうやら土日は引き続き休業要請になるということで思ったほど伸びないかもしれない。

逆に飲食店は引き続き時短要請、アルコールも出せないということで、下がっていれば買い時なのでは?と思ったが今のところその兆候はなさそう。

うーむ。なかなか難しい。月曜日の株価もチェックしてみよう。

5バガー銘柄を検証

先日、10バガー銘柄を探そうということで2018~2020のIPO銘柄を一生懸命エクセルに打ち込んだわけだが、これは普段のスイングトレードにも活かせるのではなかろうか。

10バガー狙いでは株価700円以下に絞ったが、~2,000円の銘柄は10バガーとはいかないまでも、将来性のある有望な銘柄であることは間違いない。いわば5バガー銘柄。テーマ性とタイミングさえ合えば大きな利益を得る可能性もあるのでは…

10バガー得点(私の勝手な得点)上位の銘柄をピックアップしてみる。

IPO年度コード得点企業名株価(2021/5/24時点)市場テーマ1テーマ2
20207084100kids smile holdings1655マザーズ保育園こども庁
20207359100東京通信1631マザーズゲーム
2020735295branding engineer1524マザーズ人材派遣プログラミング
2020932695関通2933マザーズEC物流
2020401490カラダノート1434マザーズこども庁人材紹介
2020401190ヘッドウォータース10760マザーズAIDX
2020401290アクシス3785マザーズDXクラウド
2020401690MITホールディングス1386ジャスダックAI電子書籍
2018442490Amazia1453マザーズマンガアプリ
2018704190CRGホールディングス496マザーズ人材派遣AI
2019706690ピアズ1747マザーズコンサル
2020709790さくらさくプラス2530マザーズ保育園
2020735390KIYOラーニング7020マザーズeラーニング教育
2019297885ツクルバ689マザーズリノベーション住宅シェアオフィス
2018438785ZUU1804マザーズフィンテッククラウドファンディング
2018438885エーアイ1772マザーズeラーニングテレワーク
2019448285ウィルズ934マザーズDX
2018623385極東産機604ジャスダック産業機械
2019655785global bridge holdings1016マザーズ保育園介護
2020493085グラフィコ3965ジャスダック健康食品医薬品
2018703585and factory682東一マンガアプリIoT
2019707985WDBココ3355マザーズ医薬品安全性管理
2020708385AHCグループ1312マザーズ福祉介護
2020708785ウイルテック1045東二人材派遣製造請負
2020768885ミアヘルサ1188ジャスダック医薬品保育園
2020914585ビーイングホールディングス1483東二物流

ところどころお高くて手が出せない銘柄もあるが、1,000円台で将来性に期待できそうな銘柄も多々ある。

ツラツラっと見て目につくテーマは保育園やこども庁関連、人材派遣、eラーニング、AIやDX関連、マンガアプリといったところ。

気になるのはやはり1位の「kids smile holdings」

これまで行ってきた高成長・割安のスクリーニングでもちょいちょい目にしている。テーマ的にも良いと思うのだが安いのには何か理由があるのだろうか…?

それとテンバガー候補でよく目にしたカラダノート。こちらは「ライフステージに応じたファミリーデータプラットフォーム事業」ということで、説明を聞いてもよくわからないが、スマホアプリをたくさんリリースしている模様。

例えば「ママびより」

試しに落として開いてみると、いきなり「妊娠おめでとうございます!」の文字。

そこから最初の登録でママ用・パパ用で分かれるのだが、パパ用で登録すると嫁に「今日は早く帰るね!」というLINEを送るハメになりそうだったので一旦削除。

改めてママ用で登録すると、赤ちゃんの現在の状態がわかったり、食事や生活のアドバイス、体調や体重の記録など、確かに便利そうなアプリだった。

収益は、例えば「マタニティグッズはどこで買える?」といった記事内に店舗紹介やリンクがあるのでそのあたりの広告収入なのだろうか。

しかし他にも似たようなアプリはたくさんあったので競合は多そう。

現在は妊娠・育児に注力しているそうだが「まごノート」「血圧ノート」「終活準備ノート」などもあり、「ライフステージに応じて」ということで今後どんどんアプリがリリースされるものと思われる。

意外だったのはマンガアプリ関連が2件もランクインしているところ。儲かるのか… 私もマンガアプリはいろいろ落としているのでこちらも競合は多そう。

いずれにしても魅力的な企業ではありそうなのでタイミングを間違えないようにエントリーしよう。

テンバガー銘柄を探してみた

先日これから上昇しそうなテーマということで購入したグリーンズ(ホテル)とアール・エス・シー(警備)。

いまいち動かないのでグリーンズを売却。

グリーンズ(0% 7日)

売った直後から2日間で約8%上昇。

ぬうぅ。

考え方は悪くなかったがタイミングが悪かったということなのか…?

アール・エス・シーは今のところ微増。オリンピック開催が右往左往してるのでやめた方がいいかもしれない。ワクチン接種会場警備でも忙しくなるんじゃないの?とも思うのだが…

MRTは新たにワクチン接種の人材派遣依頼もあり順調に上昇。今後の情報にも期待して継続保持。

そしてデジタルトランスフォーメーション関連で購入したのが、

東一 RPAホールディングス(時価総額370億 DX)

ホームページを見てみると、ロボット、eラーニング、テレワーク、クラウド、医療事務といったキーワードが並び、ちょっと欲張り過ぎな気もするが将来性たっぷりなのではなかろうか。どういうわけか5/25に7.23%も上昇。

さらに

JQ 夢みつけ隊(時価総額13億 通販)

を売買。

夢みつけ隊(+17.8% 1日)

完全に有名ブロガーに乗っかる。

それにしてもテーマ。確かにテーマを見定めてトレードするのは重要な気がする。しかしテーマによってどのタイミングで所持し、どの程度の日数所持し、どの程度の上昇まで期待するのか。そういったストーリーを描き、もっとピンポイントに狙わないと大きな利益を上げることはできない。

保有銘柄が割と調子が良くてやることがなかった(余力がなかった)ので、今後余剰資金ができた時に中期トレードをしたいなということで、誰もが夢見るテンバガー(株価10倍)銘柄を探してみた。

テンバガーはいろいろなところで予想されているが、その中から厳選されたものが「投資ハック」というサイトに載っていた。

1.カラダノート(4014)1,780円
2.ブリッジインターナショナル(7039)2,105円
3.グッドパッチ(7351)2,792円
4.Birdman(7063)1,760円
5.日本情報クリエイト(4054)2,108円

投資ハック(2021年3月3日時点)

テンバガーの条件として、株価500円以下の銘柄とよく言われたりするので既に難しい気もするが、数倍なら期待しても良いのかもしれない。ちなみに掲載から3か月弱経過した5月25日時点で、

  • カラダノート(4014)1,780円→1,477円
  • ブリッジインターナショナル(7039)2,105円→2,338円
  • グッドパッチ(7351)2,792円→2,789円
  • Birdman(7063)1,760円→1,488円
  • 日本情報クリエイト(4054)2,108円→2,166円

となっているので全然間に合いそう。

よく言われるテンバガーの条件が「上場から5年以内」

そこで2018~2021の上場銘柄に絞り込んでエクセルに一生懸命打ち込む。2017から打ち込みたかったが、楽天のスクリーニングで「2017IPO」という項目がなかったので「面倒だな」と思って割愛。

さらに2021年銘柄は四季報のデータがまだ掲載されていないものが多いため面倒なので割愛。

そこからさらに個人的に興味がない銘柄を割愛。これはかなり私の偏見が入っているが不動産銘柄とかは結構省いている。そして残ったのが234銘柄。

絞り込んだ銘柄の、巷で噂されているテンバガーの条件(現在の株価、テーマや特色、時価総額、発行済株式数、浮動率、浮動株数、社長が筆頭株主か、過去3年平均売上高成長率、PER、ROE、PSR)を打ち込み、独自の基準で採点。

しんどい。

そして導き出したテンバガー候補銘柄。

①CRGホールディングス(7041) マザーズ  得点:90

株価:496円(2021/5/24)
時価総額:35.2億
業種:サービス
特色:コールセンター向け人材派遣大手。AIでの業務自動化に注力。

②ツクルバ(2978) マザーズ  得点:85

株価:689円(2021/5/24)
時価総額:74.8億
業種:不動産
特色:リノベーション住宅仲介サイト「カウカモ」

③極東産機(6233) JQ  得点:85

株価:604円(2021/5/24)
時価総額:31億
業種:機械
特色:自動化・省力化の産業機械メーカー。

④and factory(7035) 東一  得点:85

株価:682円(2021/5/24)
時価総額:79.1億
業種:サービス
特色:漫画アプリ。IoT活用したホテルの企画開発、サービス支援

⑤ヴィス(5071) 東二  得点:75

株価:496円(2021/5/24)
時価総額:51.9億
業種:建設業
特色:物件探し、オフィスレイアウト・デザイン、施工管理等トータル提供。

⑥キャンディル(1446) 東一  得点:65

株価:542円(2021/5/24)
時価総額:59.8億
業種:建設
特色:住宅や商業施設の補修会社。住宅大手と親密。

⑦ファンペップ(4881) マザーズ  得点:65

株価:437円(2021/5/24)
時価総額:93.5億
業種:医薬品
特色:大阪大医研発。患者の体内で抗体の産生を誘導する抗体誘導ペプチドを用いた医薬品を開発

⑧共和コーポレーション(6570) 東二  得点:65

株価:478円(2021/5/24)
時価総額:27.6億
業種:サービス
特色:アミューズメント施設の運営、機器販売。業界シェアトップ級。

⑨RPAホールディングス(6572) 東一  得点:60

株価:692円(2021/5/24)
時価総額:370億
業種:サービス業
特色:事務作業代行ソフト「ビズロボ!」。人材関連の成果報酬型広告サービス。

⑩アジャイルメディア・ネット(6573) マザーズ  得点:60

株価:502円(2021/5/24)
時価総額:16.1億
業種:サービス
特色:ブランドのファン「アンバサダー」に情報発信促す施策を企画、運営支援。動画自動生成事業。

同点のものに関しては総合的に判断して順位を決定。

1位のCRGホールディングス、コールセンターってのはどうなんだろう?最近電話での問い合わせ窓口はどんどん減っている気がする。大手なんてどれだけ電話で問い合わせされるのが嫌なのかしらないが、窓口を深い深い森の中に隠している。

最近はチャットで答えるところも多い模様。
先日携帯電話の関連でチャット(文字)で問い合わせる機会があったが、窓口をたらい回し。その度に同じ説明をし、結局何も解決しないというお役所のような結果に終わった。

その際にチャットボットとチャットする機会もあったが、こちらも同じところをぐるぐるぐるぐる…

正直チャットボットの完成度はまだ低いように思う。CRGホールディングスには「AIでの業務自動化」という記述があるので、そういうところに需要があり、発展途上の分野であるならばおもしろいのかもしれない。

他に気になったのは2位のツクルバ。リノベーション住宅は今後どんどん需要が拡大しそうな気がする。先日DX銘柄で購入したRPAホールディングスも9位にランクイン。

あと気になったのが10位のアジャイルメディア・ネット。「アンバサダー」という単語はネスカフェだけの話かと思っていたのだが、おもしろい分野なのだろうか。

11位以下の銘柄は、コンヴァノ(60)、ランサーズ(55)、和心(55)、オーウエル(55)、国際パルプ商事(55)、ベルトラ(20)という結果。

コンヴァノはネイルサロン運営で、フランチャイズも始まったのでこれからおもしろいかもしれない。ベルトラ(旅行)はコロナの影響をモロに受けているので低い点数となった。

投資ハックの選定銘柄を独自採点すると以下のような結果になった。

  • カラダノート 90点
  • ブリッジインターナショナル 75点
  • グッドパッチ 70点
  • Birdman 75点
  • 日本情報クリエイト 55点

株価にこだわらなければもっと点数の高い銘柄もあったので、それも含めて今後選定していきたい。

東京オリンピックを見据えて大事なこと

2日前に売却した巴コーポレーション、昨日と今日で約10%上昇。

神よ、そんなに私がお嫌いですか?

ここまでいくと逆に神ってるのでは。むしろ私が神。逆神。

いや、仕切り直したので忘れよう…過去は過去…いや、売却した銘柄を追うことも大事か…モゴモゴ…

昨日テーマについて一生懸命考えた。今上がるテーマ株は何か?

ホテル、旅行、東京オリンピック、ブライダル、飲食関連…

その結果2銘柄を購入。

グリーンズ(ホテル 時価総額:69億)

アール・エス・シー(警備 時:価総額16億)

どちらもこれから回復が見込まれるテーマ。

他の特徴としてはどちらも割安、ヘポニカル分析では完全に逆張り。

逆張りなのはこの1年、決して好調な業界ではなかったので仕方がないのではなかろうか。これから騰がる要素しかないということで底買い。

そして今回は買った後に損切ラインの逆指値も発注。これで大損することもない。

これだけでも成長したというもの…えらいぞ逆神…

唯一の懸念は東京オリンピック不開催となった場合、どちらの銘柄も大打撃を受けるのではないかという点だが、まあ7:3、いや8:2で開催されると思っている。

先日「日本の経済が低迷しているのは日本人の意地悪さ、日本人特有の足を引っ張る行動にある」という記事を見かけた。どこぞの記者の妄想ではなく大学の研究グループの分析。

東京オリンピックの開催可否について、開催反対と考える日本人が多いと聞いてふとそのことを思い出した。

「足を引っ張る」というのとは少し違うかもしれないが、私が不思議に思うのは「なぜそんなに他人の行動が気になるのだろう?」という点である。

東京オリンピックでコロナが再拡大、確かにその懸念があるのはわかるが、皆の本音を言うと「なぜ自分たちが自粛しているのにオリンピックを開催するんだ?自粛しろよ。」ということなのではなかろうか。

私的にはオリンピックが開催されようがされまいがどっちでもよい。(開催されればちょっとくらいテレビで見るが)「やりたい人がいるならやればいいんじゃない?」って思う程度。

「他人の事を全く気にしない」ってのは生臭坊主でも難しいと思うが、少し気にしすぎなのではなかろうか。どうも他人が利益を得たり、楽しんだりすると自分が損だと考える人が多いように思う。いや、他人が得をしようが損をしようがそんなことはどうでもいい。大事なのは私が損をするのか得をするのかってことである。

確かに人間、突き詰めていくと地位、富、名誉、楽しみ、優越感。全ては他人と比べた相対的なものなのかもしれない。

しかし、他人と比べてばかりいても幸せにはなれない。大事なのは他人ではなく自分。他人のお金が増えようが減ろうが、私のお金が増えなければどちらも同じ。

つまり私が言いたいのは「オリンピックが中止になると株価が下がるので余計なこと言わないでね!」ってことだ。「空売りしてないから!まだ覚えてないから!中止にするならその前に言ってね!」ってことである。

大事なのは私のお金が増えること。

そういえば空売り。私なりに選別してみた。

まず木材の銘柄を見てみたのだが、どうも既に下がっている…?

先週1週間で既に下げている銘柄が多く見られた。

そこで次に目を付けたのが半導体関連。

いい感じに上がってる銘柄がいくつかあるではないか!

この中から下がりそうな銘柄の下がりそうなタイミングでエントリーできれば…

とタイミングを見計らい中。

空売りはなんとなく勇気が要る…

適切な金額内で損切ラインを決めておけば現物と同じだと思うのだが。

あとは買いの方でデジタルトランスフォーメーションかNFTあたり。

ここ1か月で急激に下げてるテーマはいろいろあるが、巣ごもりと違ってこのあたりは再燃が期待できるのではなかろうか。

急騰が期待できる分選別も難しいかもしれないが物色してみよう。

テーマについて一生懸命考えた

決算をまたいだ巴コーポレーションとアエリア、そしてMRT。

のきなみ下落。

巴コーポレーションはわずかに上昇したタイミングで売却。(トータルとしてはマイナス)

巴コーポレーション(-2.1% 10日)

アエリアとMRTはしつこく所持。

株の本やサイトを見ると「損切ラインを決めておけ」と書いてあるのだが…今度からそうしよう、今度から。

だいたい損切ラインと聞いてもどこに線引きをしていいのかわからなかったのだが、1つのやり方として「総投資額の1%や2%下げたら損切」というのを発見。

それでいくと、今の楽天証券の資産が343,480円。(ずいぶん減ったものだ!)ということは1%で3,434円。

現在のMRTの含み損が-13,800円

ぬおお!恐ろしすぎる!

実に4%!

売るか…売らねばな…

MRTはクソ決算の中で唯一良かった情報が「第2四半期で過去最高収益達成見込」の文字。

つまり「今度の決算はいいから待っててね! or 近々上方修正するよ!」ということなのではないだろうか。決算の説明資料に言い訳のように書いてあった。

これがきっとコロナワクチン接種による需要拡大だと思うのだが。

持つか…それまで頑張るか…悩むな…(←売らないフラグ)

それにしてもこれでスイングトレード7連敗。

デイトレは4連勝。(プラス3,000円)

何はともあれ、概ね決算も終わったので仕切り直し。(今月2回目)

これまでの結果を見る限り、何かを変えないといけない。

これまでどうすべきかずっと悩んでいたのが「テーマを絞るべきか否か」という点。

ここしばらくテーマも決めず、全ての銘柄を対象にテクニカル分析…(あまりにテクにかれていないのでヘポニカル分析とでも言っておこう)そのヘポニカル分析を行ってきたが、やはり好調なテーマの中で考える方が勝率は上がるはず…

最初に松井証券のサイトで習った森(全体)を見て林(テーマ)を見て木(個別銘柄)を見るの“林”の部分。これを重視してみよう。思えばあの頃は一応プラスだったのだ。

「知らないテーマに手を出すな」これもいろんなサイトでさんざん言われた。(ガン無視していたが)

「知った時にはもう遅い」これもテーマでよく聞く話である。

そう、問題はテーマを聞いたところでそれがもう終わったテーマなのかまだ上がる見込みがあるのかよくわからないということだ。

昨年から今年にかけて話題になった比較的身近なテーマの株価の推移を調べてみよう。

2021年5月17日に楽天のテーマ検索で調べた過去の期間における騰落率と、つらつらとチャートを見ていった印象。JPX日経400と比較しながら検証してみよう。

株テーマ騰落率(2021.5.17調べ)

テーマ12か月6か月3か月1か月パット見の印象
JPX日経40018.86%11.29%1.42%-4.19%
巣ごもり7.56%-24.84%-14.81%-12.81%2020年9月まで上昇基調、10月頃から下降ぎみ
教育ICT5.48%-14.31%-10.82%-10.51%印象なし
テレワーク7.18%-24.78%-16.44%-13.42%2020年9月頃に盛り上がり?
情報セキュリティ7.25%-18.25%-12.42%-10.96%2020年6月頃に上昇。全体的に上昇が多め
サイバーセキュリティ5.09%-24.67%-16.19%-13.35%緩やかに上昇~横這い~下降気味
ファミリーレストラン-1.94%3.44%4.98%-2.11%全体的に徐々に回復傾向
居酒屋-14.39%-7.03%-0.63%-6.60%2020年5月・8月、2021年2月に一旦上昇。上昇の後は下落
ブライダル5.69%1.48%6.96%-4.49%横這い~2021年2月頃から上昇も
フィットネスクラブ15.77%7.09%6.35%-4.08%緩やかに上昇~横這い
健康・機能性食品8.35%-3.02%-2.60%-4.22%緩やかに上昇~横這い~下降気味
新型コロナワクチン13.16%-2.20%-22.17%-10.65%微妙に上昇
半導体24.53%15.74%-1.64%-7.62%全体的に上昇。2021年4月頃から下降気味
半導体部材・部品25.27%18.13%0.51%-6.51%全体的に上昇。2021年4月頃から下降気味
半導体商社16.41%6.26%3.78%-1.00%緩やかに上昇~横這い
木材24.82%15.14%10.12%5.06%全体的に上昇。2021年4月に急上昇も5月は下降気味
建設資材14.04%3.85%1.09%-4.63%緩やかに上昇~横這い。2021年4月頃から下降気味
建設15.31%5.32%1.67%-3.91%緩やかに上昇~横這い。2021年4月頃から下降気味
DX17.10%-15.86%-14.02%-12.35%緩やかに上昇~横這い
ホテル5.40%0.95%4.18%-4.99%緩やかに上昇~横這い
ビジネスホテル1.22%-7.56%-2.58%-8.21%横這い
旅行10.04%1.66%5.32%-5.91%緩やかに上昇~横這い
旅行サイト17.26%4.14%11.84%-6.07%横這い~2021年2月頃から上昇も
レジャー・リゾート11.42%6.33%10.12%-4.22%緩やかに上昇~横這い
東京オリンピック12.42%6.89%4.08%-4.50%緩やかに上昇~横這い
警備14.14%8.32%4.26%-2.35%緩やかに上昇~横這い
人材派遣19.15%-5.85%-4.43%-9.31%緩やかに上昇~横這い
NFT15.57%-15.96%-7.13%-17.84%2021年2月頃に盛り上がり?

12か月前といえばちょうどコロナショックで株価が大暴落した後立ち直り始めた頃。JPX日経400はそこから12か月で18.86%上昇しているが直近の1か月では下落。ここ1か月は地合いが悪い模様。

それと比較して巣ごもり需要は、12か月の比較で半分以下の上昇率、そして6か月前には大幅下落に転じて完全に終わっている。私のパット見の印象でも10月(7か月前)から下降に転じていた。
つまり、巣ごもり需要は半年以上前に終わった過去の出来事ということだろう。

教育ICT、テレワーク。この2つも巣ごもりと同じような結果で6か月前には終了。再度注目されることもあるのだろうがタイミングの見極めが難しそう。

情報セキュリティ&サイバーセキュリティ。これはテレワークに伴って重要性が高まったように思う。(2つの違いはよくわかっていない)こちらもテレワークと似たような結果に。

ファミリーレストランは12か月トータルではマイナスだが、直近6か月間ではプラスに転じ、直近3か月ではJPXの上昇率を追い越している。しかし居酒屋はまだプラスになっていない。ファミリーレストランは今後も続くかどうか見極め、居酒屋はこれから期待といったところだろうか。

ブライダル業界は今年2月頃から回復傾向が見られる気がする。直近3か月で見ても好調。決算はまだ悪いと思うのでこれがテーマ先取りということだろうか。

フィットネスクラブは私なりにこれから需要が回復するのでは?という考えで、ついでに健康・機能性食品も調べてみた。フィットネスクラブはどうだろう?12か月騰落率がもっと低いかと思ったがそれほどでもなく…しかし直近3か月でJPXを上回っているので上昇傾向だろうか。逆に健康・機能性食品は全体的に悪い。JPXと比較すると直近1か月で追いつき気味なのでこれから上がるのだろうか?しかしアフターコロナで良いテーマかというと微妙な気もする。

そして日本でようやく接種が本格化した新型コロナワクチン。こちらもテーマとしては下降気味。ワクチン接種は来年、再来年も続くのかもしれないがピークは過ぎ去ったという感じだろうか。

ここ最近あちらこちらで不足が叫ばれている半導体。12か月騰落率でJPXを上まわっているが直近3か月ではマイナス。ピークは過ぎ去った感じだろうか。半導体部材・部品も方向性は同じ。半導体商社はそれらよりも遅れてブームがきているようなのでこのあたり流れがとてもわかりやすい。

木材。こちらも最近不足&高騰で話題。全ての期間でJPXを上まわり、今回調べたテーマの中でも直近1か月が唯一プラス。今が正に旬。しかし時すでに遅しか!
この後木材→建設といった流れになればいいのだが、この前聞いたインフレの話では建設会社が高く売れずに苦労するということなのだろうか。ここらは難しくてわからん。ということで建設関連を調べてみた。

建設資材、建設ともにいまいちな模様。この表を見る限りでは建設関連はダメってことになる。

DX(デジタルトランスフォーメーション)。こちらは楽天の人気テーマランキング1位。いまいちなんのことかわかりにくいが、アニメの「トランスフォーム!」をイメージするとわかりやすい。「デジタル技術を活用した変化」といった意味のよう。こちらは12か月ではプラスですが直近6か月以降はマイナス。ここ1か月もひどいマイナスで立ち直る気配なし。

ホテル。この業界もコロナで散々な目にあっているが12か月では少ないながらもプラス。直近6か月→直近3か月と上昇しているがここ1か月はマイナス。それと比べてビジネスホテルは似たようなものだろうと思ったが全体的にホテルよりもひどい結果に。私としては逆なのではないかと思うのだがわからないものである。しかし両者ともこれからは期待できるのではないだろうか。

旅行。こちらもホテルと似たようなジャンルだが全体的にホテルよりも成績好。そしてそれよりも良いのが旅行サイト。GoToトラベルとの関連もあったのだろうがいまいち関連性は見出せませず。レジャー・リゾートも方向性としては同じ。直近3か月の上昇率が高いので手遅れかもしれない。

中止か決行か東京オリンピック。こちらはここ3か月の騰落率でJPXを逆転。しかし全体的な伸び率は平凡。中止になるかもという懸念があるのかもしれない。危険を冒してまで手を出すテーマでもないか?

それに関連して警備。オリンピックだけでなく今後その他のイベントの回復も期待できるのではないだろうか。数字的にはオリンピックと似ている。

人材派遣。よくわからないが企業は常に人材不足に悩んでいるらしい。アフターコロナで需要が高まりそうな気もするが、今のところどんどん下がっていっている模様。

NFT。私の認識、仮想通貨の物版。将来性がありそうで個人的に興味はあるものの参入のタイミングが難しそう。NFT専門ってところも少なそうなのでこのテーマの数値もあてになるのか微妙。

と、ここまで各テーマを見てきたが、1か月の平均暴落率で見ると、より変化がわかりやすいのではないかと思い、平均値を出してみる。上の表では6か月なら「過去6か月間のトータル騰落率」だったが、下の表では「過去6か月間の1か月平均騰落率」といった感じ。

株テーマ1か月平均騰落率(2021.5.17調べ)

テーマ12か月6か月3か月1か月
JPX日経4001.57%1.88%0.47%-4.19%
巣ごもり0.63%-4.14%-4.93%-12.81%
教育ICT0.46%-2.39%-3.16%-10.51%
テレワーク0.60%-4.13%-5.48%-13.42%
情報セキュリティ0.60%-3.04%-4.14%-10.96%
サイバーセキュリティ0.42%-4.11%-5.40%-13.35%
ファミリーレストラン-0.16%0.57%1.66%-2.11%
居酒屋-1.20%-1.17%-0.21%-6.60%
ブライダル0.47%0.25%2.32%-4.49%
フィットネスクラブ1.31%1.18%2.12%-4.08%
健康・機能性食品0.70%-0.50%-0.87%-4.22%
新型コロナワクチン1.10%-0.37%-7.39%-10.65%
半導体2.04%2.62%-0.55%-7.62%
半導体部材・部品2.11%3.02%0.17%-6.51%
半導体商社1.37%1.04%1.26%-1.00%
木材2.07%2.52%3.37%5.06%
建設資材1.17%0.64%0.36%-4.63%
建設1.27%0.88%0.55%-3.91%
DX1.43%-2.64%-4.67%-12.35%
ホテル0.45%0.16%1.39%-4.99%
ビジネスホテル0.10%-1.26%-0.86%-8.21%
旅行0.84%0.28%1.77%-5.91%
旅行サイト1.44%0.69%3.95%-6.07%
レジャー・リゾート0.95%1.06%3.37%-4.22%
東京オリンピック1.04%1.15%1.36%-4.50%
警備1.18%1.39%1.42%-2.35%
人材派遣1.60%-0.98%-1.48%-9.31%
NFT1.30%-2.66%-2.38%-17.84%

まず最初の結論として、この1か月、木材以外のテーマでは損してても仕方がないということではないだろうか。

そう、私が悪いわけじゃない。

のきなみ下がってるんだから買い方の私が損するのは至極当然。

火を見るよりも明らか。

1か月前の時点で木材に目をつけることができていればよかったわけだが過去は取り戻せない。今大切なのは今後1か月どのテーマなら上がるかということである。

とはいえ、直近1か月の下落率を考えると良いテーマなんてなさそう。比較的ましなテーマということになるが…

【好調継続?】半導体商社、木材

【上昇中?】ファミリーレストラン、ブライダル、フィットネスクラブ、ホテル、旅行、旅行サイト、レジャー・リゾート、東京オリンピック、警備

【これから上昇?】居酒屋、ビジネスホテル

といったところだろうか。

しかし問題は日本の株(森)が果たして今後騰がるのか?ということです。このまま下落が続くようなら騰がるテーマを探すのは至難の業。

ということでもう1つの結論。空売りを導入すべきではなかろうか。

本当は買いで良い成績を納めてから導入したかったのだが、地合いが悪い中で買いで勝負するのは荒波に逆らって犬かきをするようなもの。

なんだか典型的な失敗の王道を辿っているような気もするが、まずは損切ラインをきっちりと設定し、テーマを絞り込んでいこう。